2022-12

世界史

1-25ヘレニズム時代-古代ギリシア世界⑦

世界史の勉強をするとまず学ぶシュメール人と都市国家について覚えておくべき大学受験用知識をまとめています。大学受験、定期試験のための知識整理役立てて下さい。
世界史

1-24ペロポネソス戦争とマケドニア-古代ギリシア世界⑥

この範囲は、ペロポネソス戦争とマケドニアがテーマとなる。 ペルシア戦争の終結後、アテネはエーゲ海一の海軍国としてペルシアの再侵攻に備えイオニア地方のポリスの諸都市と結びデロス同盟の盟主となった。 勢いづくアテネは各国から得た拠出金でパルテノン神殿の建設を行うなどデロス同盟を私物化し、同盟に参加しないポリスにとっては脅威となる存在になっていった。 ペロポネソス戦争は、そんなアテネとペロポネソス同盟の盟主であったスパルタとの間に起こった勢力争いである。 この戦争により、スパルタが全ギリシアの主導権を一時的に握るが、戦闘による混乱はアケメネス朝の介入を招き、ギリシアは再びポリス間の争いが絶えない状態となった。 度重なる戦争により人々は市民の身分から転落し、参政権を持たない傭兵に身を落とすことによりアテネの民主制は崩壊してしまう。 戦乱の中、ギリシア中部のポリスであるテーベが一時覇権を握るが、最終的には北方のマケドニアがスパルタを除く全ギリシアを支配し覇権を握った。
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1-23ペルシア戦争-古代ギリシア世界⑤

この範囲は、ペルシア戦争がテーマとなる。 ペルシア戦争は前500年~前449年にかけてアケメネス朝ペルシアがエーゲ海方面に侵攻し、ギリシアの諸ポリスがそれに対抗して行われた戦争である。 ギリシアの諸ポリスは計3度アケメネス朝ペルシアの侵攻を撃退し独立を守った。 またアテネにおいてはこの戦争をきっかけとして戦艦の漕ぎ手であった無産市民の影響力が増大したたことで参政権が拡大し、両親がアテネ生まれの成人男性市民にすべてに参政権が付与された。 アケメネス朝の侵攻から全ギリシアを守ったという実績からアテネはほぼ全ギリシア諸ポリスの指導的立場に躍り出たが、その絶頂を境に腐敗が始まり、アテネに対立するスパルタを中心とした勢力との内乱に進んでいく。
世界史

1-22スパルタの特徴-古代ギリシア世界④

この範囲は、スパルタの特徴がテーマとなる。 スパルタは数千のスパルタ市民が数万のペリオイコイと呼ばれる周辺民と奴隷身分であるヘイロータイからなるポリスで、厳しい統制のもとギリシア最強の陸軍国家であった。 ペルシア戦争後においては開放的な気風で海軍力を誇るアテネとは対照的に、閉鎖的で堅牢な陸軍力を誇ったポリスとしてアテネと対立関係になる。
世界史

1-21アテネ民主制の歴史-古代ギリシア世界③

この範囲は、アテネ民主制の歴史がテーマとなる。 ギリシアに成立したポリスの中で最も典型的な形で民主制が採用されたのがアテネである。 アテネの政治制度はもともと王政であったが貴族制へと移行し貴族による政治の独占が進んでいた。 このような状態の中、徐々に軍務への奉仕と引き換えに参政権の範囲が広がる改革が行われ、軍務につく成人男性全て参政権が付与されるようになった。
世界史

1-20古代ギリシア社会-古代ギリシア世界②

この範囲は、古代ギリシア社会がテーマとなる。 古代ギリシアでは、丘(アクロポリス)の周りに人々が集住(シノイキスモス)してポリスを建設し、海上交易を基本に生計を立てていた。 それぞれのポリスごとに性格上の違いはあるが、同一民族としての自覚をもち、共通の催事や神話のもとで生活をしていた。
世界史

1-19古代ギリシアのポリスと地理-古代ギリシア世界①

この範囲は、古代ギリシアの地理がテーマとなる。 古代ギリシア人は、しゃべる言葉の違いから、イオニア人、アイオリス人、ドーリア人に分派していった。しかしながら、彼らは同じ文化や生活様式を持っており、同じ民族としての同胞意識を持ち続けていた。 彼らはデルフォイのアポロン神の神託をもとに政策の決定を行い、南イタリアのナポリ、南仏のマルセイユなどに植民都市を建設するなどその影響力は広域に及んでいた。
世界史

1-18エーゲ海の3文明-古代地中海の諸相②

この範囲は、エーゲ海の3文明がテーマとなる。 エーゲ文明はヨーロッパで初めての青銅器文明であり、古代オリエントと同様、専制君主制が敷かれていた。しかし、各文明の性格は開放的で平和的なクレタ文明と、城砦を持ち好戦的なミケーネ文明に分かれるなど、その風土ごとに違いがあった。
世界史

1-17エーゲ文明の地理-古代地中海の諸相①

この範囲は、古代地中海の地理がテーマとなる。 黒海の注ぐエーゲ海は東側のバルカン半島と西側のアナトリア半島によって形成された内海で古くは「多島海」とも呼ばれるほど多くの島々が存在する。 この地に成立したエーゲ文明は、青銅器を用いた海洋国家であり、開放的な気風の文明や先頭に関心の強い文明など多様な文明を構成した。
オリエントと地中海

1-16世界史で学ぶ語族-オリエントと地中海②

この範囲は、世界史で学ぶ語族がテーマとなる。 語族とは、ある元となった言語(祖語)とそこから派生した言語の系統を指す。入試的には特にオリエント地域で活躍した民族がどの語族に属していたかが問われやすいが、インド=ヨーロッパ語系のリディア、メディア、アケメネス朝、ヒッタイトと民族系統不明のシュメール人、海の民を押さえれば残りはセム語系と覚えればよいので難しくはない。
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