古代オリエントに続いて、古代地中海世界を扱うよ!アテネやスパルタはもちろん、エーゲ文明のティリンスやミケーネといったなじみのない都市の位置関係も入試でも聞かれるから、ちゃんと覚えよう!
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★この範囲のあらまし
この範囲は、古代地中海の地理がテーマとなる。
黒海の注ぐエーゲ海は東側のバルカン半島と西側のアナトリア半島によって形成された内海で、古くは「多島海」とも呼ばれるほど多くの島々が存在する。
この地に成立したエーゲ文明は、青銅器を用いた海洋国家であり、開放的な気風の文明や戦闘に関心の強い文明など多様な文明を構成した。
エーゲ文明は一度暗黒時代を経て滅亡してしまい、古代ギリシア世界とのつながりに不明瞭な点が多いんだ。入試的にも歴史的な広がりで聞かれることはないから、この時代固有の受験知識として割り切って覚えよう。
★この範囲で覚えること
<古代地中海の地理>
古代地中海の地理について覚えるべき事柄は、古代地中海世界に成立したエーゲ文明における主要な都市の地理についてである。
古代地中海の地理について、覚えておくべき事柄を以下の表にまとめた。
スクショポイント:エーゲ文明の主要都市
番号 | 都市 | 文明 |
① | クノッソス | クレタ文明 |
② | ミケーネ | ミケーネ文明 |
③ | ティリンス | ミケーネ文明 |
④ | トロイア | トロイア文明 |
⑤ | クレタ島 | クレタ文明 |
※太字は覚えておくだけでよい
トロイアは小アジア(アナトリア)、ティリンスやミケーネはペロポネソス半島にあるね。ペロポネソス半島の位置を把握しておくとスパルタの位置やペロポネソス戦争のイメージも付きやすくなるよ。
以上が、暗記すべき<古代ギリシアの地理>の事柄である。
★私大(March・関関同立・早慶上智ICU)対策のための用語
この範囲では難関私大でのみ必要となる用語はない。
★学習確認Stepテスト
以下に、この範囲で暗記すべき事柄に関するミニテストを用意した。すべて暗唱できるようになるまで反復すれば、この範囲でもう学習することはない。
Step1:シュメール人の概要
以下の地図①~⑤に当てはまる地名を答えよ。
★はっつんの編集後記
「場所を覚えるのがしんどい!」と文句を言いながら覚えていたのを覚えている。
とはいうものの覚えないと入試にこたえられないのでやるしかない。頑張れ受験生。
お願い…、本当に覚えて…
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