世界史で問われる「どの文字をだれが解読したか」をまとめたよ!
純粋な知識確認として役立ててね!
※サクッとポイントを押さえたい人は↓をタップ
★この範囲のあらまし
この範囲は、線文字Bや楔形文字など、古代において用いられた言語解読の歴史がテーマとなる。
我々が現在知りえる歴史的事実は文字による記録が残っていたものに限られる。文字の歴史は人類の歴史を知ろうとする人々の歴史でもある。
入試的にも細かいこと&問題を作りやすいこともあって聞かれるよ。しっかり覚えておこう!
★この範囲で覚えること
<古代言語解読の歴史>
古代言語解読の歴史について覚えるべき事柄は、解読された言語とその解読者についてである。
古代言語解読の歴史について、覚えておくべき事柄を以下の表にまとめた。
スクショポイント:古代言語解読の歴史
言語 | 使用した文明 | 解読者 | 備考 |
楔形文字 | メソポタミア文明 | ローリンソン | べヒストゥーン碑文を解読した イギリス人 |
神聖文字 | エジプト文明 | シャンポリオン | ロゼッタ=ストーンを解読した フランス人 |
線文字B | ミケーネ文明 | ヴェントリス | イギリス人 |
線文字A | クレタ文明 | 未解読 | ― |
※太字は覚えておくだけでよい
解読者と解読した言語の入れ替えが良く行われるよ。
解読者と解読した言語を写真で並べてみたから参考にしてね!
また、線文字Aと線文字Bも入れ替えられるから注意!
TIPS
TIPS
シャンポリオン 神聖文字
TIPS
※ごめん、ベントリスの顔写真を見つけられなかった…。 ヴェントリス 線文字B
以上が、暗記すべき<古代言語解読の歴史>の事柄である。
★私大(March・関関同立・早慶上智ICU)対策のための用語
以下に、難関私大でのみ必要となる用語を掲載しておく。国公立受験者には不要なものなのでスキップしてよい。
<古代言語解読の歴史>
グローテフェント…ペルセポリス碑文に基づき楔形文字を解読したドイツ人。
★学習確認Stepテスト
以下に、この範囲で暗記すべき事柄に関するミニテストを用意した。すべて暗唱できるようになるまで反復すれば、この範囲でもう学習することはない。
Step1:古代言語解読の歴史
楔形文字、神聖文字、線文字B、線文字Aをそれぞれ解読した人物名とその解読のきっかけとなった碑文を答えよ。
★はっつんの編集後記
掲載する画像を探していたらヴェントリスの住まいがイギリスの文化遺産になっているのがわかったんだけど肝心の顔の画像がない。なんでヴェントリスだけ顔の画像がないんよ…。
覚える内容としてはシンプルな一問一答形式なのだが、教科書の記載が飛んでいるためごちゃごちゃになりやすい。頼みの綱の資料集にもまとまっていなかった(多分)のでここで覚えてしまってほしい。
受験的には一問一答的に覚えてしまえばおしまい!
教科書の記述がいろんなページに飛んでいることもあり、うっかり間違えやすいところでもあるからしっかりまとめておいてね。
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