アッシリアが崩壊した後に現れた4つの王国について整理していくよ!新バビロニア(カルデア)から、リディア、メディア、エジプトが一気に出てくるけど落ち着いていけば大丈夫!
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★この範囲のあらまし
この範囲は、アッシリア王国崩壊後に出現した4つの王国、リディア、メディア、新バビロニア(カルデア)、エジプトがテーマとなる。
4つの王国のうち、新バビロニア(カルデア)はメソポタミアを、リディアは小アジア(アナログ)をメディアがイラン地域に成立しており地理関係も整理する必要がある。
また、新バビロニア(カルデア)はユダヤ教確立の一端となったバビロン捕囚を行っていることにも注意が必要である。
地理+各国家の事績を整理できれば完璧!
★この範囲で覚えること
<古代オリエントの4王国分裂時代>
古代オリエントの4王国分裂時代について覚えるべき事柄は、アッシリア崩壊後に出現した4王国の地理とそれぞれの王国の概要の2つである。
古代オリエントの4王国分裂時代について、覚えておくべき事柄を以下の表にまとめた。
スクショポイント:4王国の地理
番号 | 国名 |
① | エジプト |
② | 新バビロニア(カルデア) |
③ | リディア |
④ | メディア |
※太字は覚えておくだけでよい
肥沃な三日月地帯を新バビロニア(カルデア)が、小アジア(アナトリア)をリディアが、イランをメディアが支配していたことを押さえよう!
スクショポイント:4王国の概要
国名 | 最盛期の王 | 事績 |
リディア | ― | 世界最古の貨幣鋳造 |
メディア | ― | ― |
新バビロニア(カルデア) | ネブカドネザル二世 | ユダ王国の征服 バビロン捕囚 |
エジプト(新王国) | ― | ― |
※太字は覚えておくだけでよい
受験としては、4王国の名前と地理が言えて、そのうちリディアと新バビロニア(カルデア)の事績が言えるようになれば大丈夫!
以上が、<古代オリエントの4王国分裂時代>について覚えるべき事柄である。
★私大(March・関関同立・早慶上智ICU)対策のための用語
以下に、難関私大でのみ必要となる用語を掲載しておく。国公立受験者には不要なものなのでスキップしてよい。
<古代オリエントの4王国分裂時代>
・エクタバナ…メディアの都。
・バビロン…新バビロニア(カルデア)の都。
・サルデス…リディアの都。
★学習確認Stepテスト
以下に、この範囲で暗記すべき事柄に関するミニテストを用意した。すべて暗唱できるようになるまで反復すれば、この範囲でもう学習することはない。
Step1:4王国の地理
アッシリア崩壊後に成立した4王国について、以下の地図の番号に対応する国名を答えよ。
Step2:4王国の
アッシリア崩壊後に成立した4王国について、代表的な王と各国の残した事績を答えよ。
★はっつんの編集後記
新バビロニア(カルデア)はユダヤ教の確立にがっちり絡むので、1-6古代ユダヤ人とユダヤ教の始まり-古代オリエントの諸文明⑥ と読み合わせると幸せになれるよ。
割と地理がおざなりにされがちな範囲でもあるので、しっかりと覚えよう。特にメディア(というか現在のイラン)の位置。本当にみんな覚えてくれないのはなんでなの…。
イランの位置はなぜかみんな放っておきやすいのでしっかり意識してねー…。
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